第4回(8/22 土)|教育編 3通目
タイトル案
執筆3時間→20分。AIは「代わりに書く道具」ではない
AIに丸投げした文章は、読めば分かる
人間が素材、AIが組み立て
今日は3通目。昨日提示した「敵」を、どう倒すかの回です。
この1通が何をしようとしているか
3通目の仕事は、解決の方向性を示すことです。
昨日「文章量が関所だった」と言いました。
今日はその関所がどう消えたかを、具体的な数字で見せます。
ここでも商品は出しません。
出したくなる回です。解決策を示した直後は、一番売りやすい。
でも出しません。
まだ4日目です。ここで売ると、
「結局これが言いたかったのか」と読まれます。
メール現物(3通目)
件名:執筆3時間→20分。何が起きたのか
●●●さん
こんにちは、masaです。
昨日の続きです。
「文章の壁」がAIでどう変わったのか。
結論から言うと、
メール1通の執筆時間は 3時間 → 20分 になりました。
ただし、誤解しないでほしいのですが、
「AIに丸投げすれば書ける」わけではありません。
丸投げで書いたメールは、読めば分かります。
きれいで、正しくて、誰の記憶にも残らない文章になります。
うまくいく分担はこうです。
【人間の仕事】= 素材
・自分の失敗談、実体験
・実際の数字、実際の画面
・読者への正直なスタンス
【AIの仕事】= 組み立て
・構成の型に流し込む
・800字に整える
・件名の候補を10個出す
人間が「素材」を30分書き出して、
AIが「組み立て」を10分でやって、
人間が最後に10分推敲する。
これで、2012年なら1ヶ月かかった
「仕組み一式の文章」が、数日で揃います。
つまり今起きているのは、
実績のある枯れた構造(14年有効)
× 制作コストの崩壊(AIで1/10)
という組み合わせです。
新しいギャンブルに挑むのではなく、
昔から動き続けている機械を、
今なら格安で組み立てられる。そういう話です。
明日は少し毛色を変えて、
私自身の失敗の話をさせてください。
なぜ私が一度この世界から離れて、
また戻ってきたのかという話です。
masa
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▼今日の一手(3分)
「これなら30分は書き出せる」と思えるテーマを、
ひとつ書いてみてください。
仕事のことでも、趣味でも、失敗談でも構いません。
素材は、そこから出ます。
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■□■ 編集後記 ■□■
3時間が20分になった、と書きましたが、
実は最初の頃はAIに指示を出すのに1時間かかっていました。
指示の出し方が下手だったんです。
そこも含めて、講座の中でお伝えしていきますね。
裏側
「丸投げで書いた文章は、読めば分かります」
この一行は、AIを売り物にしている教材としては
自分の首を絞める書き方です。
「AIで簡単に書けます」と言ったほうが、確実に売れます。
でも書きました。
理由は、これを言わないと買った人が失敗するからです。
AIに丸投げして出てきた文章を、そのまま15通流す。
きれいで、正しくて、誰の記憶にも残らないメールが15通届く。
読者は静かに解除します。
売った後に失敗されるくらいなら、
売る前に期待値を下げておいたほうがいい。
「3時間→20分」の数字は、どこから来たか
2012年、私はアメブロの記事を1本3時間かけて書いていました。
これは体感ではなく、当時の生活からの逆算です。
仕事から帰って、書き上がるのが深夜。
20分のほうは、今の実測です。
素材の書き出しを除いて、下書きから推敲まで。
編集後記で「最初は指示を出すのに1時間かかっていた」と
わざわざ書き足したのは、
20分という数字が一人歩きするのが怖かったからです。
最初から20分にはなりません。
それを書いておかないと、買った人が「話が違う」と思います。
この回で、教材の3-3を書き換えることになった
実はこの3通目を書いているときに、
教材本編の該当箇所を直すことになりました。
登録ページの入力欄の話です。
最初は「入力欄はメールアドレスだけにしろ」と書いていました。
入力項目が少ないほど登録率が上がる。定説です。
でも、自分の読者数を数えてみて気づきました。
125人でした。(この原稿を直した8月2日に数え直したら、130人です)
この規模で「1件でも多く取る」設計をするのは、間違いです。
足りないのは量ではなく、1人あたりの熱量のほうです。
なので教材を「量か、質か」で判断する形に書き換えました。
リストが数千人なら入力欄はメールアドレスだけ。
数十〜数百人なら、名前も取って質でふるいにかける。
規模が違えば正解が逆になる。
定説をそのまま書いていたら、この教材は嘘になっていました。
明日は4通目。
2012年に私が挫折した日の話です。
この回は、事実を1か所書き間違えていて、
あとから直しました。その話も書きます。
masa
今日、あなたに考えてほしいこと
「これなら30分は書き出せる」と言えるテーマを、いまひとつ挙げられますか。
挙げられないなら、素材がまだ手元にないということです。
一番引っかかったところを、このメールへの返信で教えてください。
いまの読者数なら、全部読めます。
今日の編集メモ
件名候補:3個/採用は1番
この回で捨てたもの:「入力欄はメールアドレスだけにしろ」という定説(125人には逆効果だった)
最後まで残った一文:「丸投げで書いたメールは、読めば分かります」
この連載は、学ぶのは好きなのに、形にならないまま来た方に向けて書いています。
本も講座も買った。知識はある。それでも、動くものが手元に無い。
14年前の私が、そうでした。
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