100点を目指すほど、0点が増えていく
公開しようと思って、下書きのまま眠っているものはありませんか。
記事。
企画。
誰かへの提案。
「もう少し磨いてから出そう」と思っているうちに、
旬が過ぎ、
熱が冷め、
そのまま消えていく。。。
ぼくにも、そんなものがたくさんあります。
長く仕事をしてきた人ほど、
この罠にはまりやすいと思います。
ぼくらは長いあいだ、
「ミスをしないこと」で評価されてきたからです。
でも、
人生後半で新しいことに挑戦するときは、
ルールが変わります。
100点になるまで出さない人より、
60点でも出して改善する人のほうが、
遠くまで行きます。
減点方式の世界と、加点方式の世界
会社の仕事の多くは、減点方式です。
ミスをすれば引かれる。
だから100点を目指し、
点検を重ねるのが正しい。
ぼくらはその世界で何十年も鍛えられてきました。
ところが、
発信や新しい挑戦は、
加点方式の世界です。
出さなければ0点。
60点でも、出せば60点。
誰かに届けば、
そこからさらに点が足されていく。
減点方式の癖のまま加点方式の世界に入ると、
「100点になるまで出さない」という、
0点を量産する戦い方をしてしまう。
かつてのぼくです。
60点は、手抜きではなく戦略
誤解のないように言うと、
「雑でいい」という話ではありません。
ぼくの考える60点の線引きは、こうです。
事実確認が必要なところは確認している
言いたいことが、ひとつ伝わる
公開後に修正できる場所に出す
この3つを満たしていれば、十分です。
60点で出すのは、残りの40点を、
外の反応から教わるためです。
机の上で磨ける点数には、限界があります。
自分では60点か90点かすら、
実は分かっていません。
出してみると、
読者の反応が教えてくれます。
予想もしなかった段落が刺さり、
自信のあった部分が素通りされる。
この情報は、100回の推敲でも手に入りません。
60点で出す人は、手を抜いているのではなく、
採点者を自分から読者に交代させているのです。
ぼくの「60点で出す」ための決めごと
理屈で分かっても、体が抵抗します。
そこでぼくは、
練習として仕組みにしました。
締め切りを先に決める。
「日曜の夜に出す」と決め、その時点の完成度で出す。完成したら出すのではなく、時間が来たら出す
「直せる場所に出す」と考える。
記事は公開後も直せます。60点で出すことは、60点で固定することではない
点検は2回まで。
3回目の読み返しから先は、品質ではなく不安をなだめているだけだと自分に言い聞かせる
この練習を重ねると、面白いことが起きます。
60点で出し続けた人の「60点」は、
1年後、かつての100点を超えています。
出した回数だけ、腕が上がるからです。
あなたが今、磨き続けているそれ。
たぶん、もう60点は超えています。
記事でも、企画でも、誰かへの提案でも構いません。
よければ、このメールに返信して教えてください。
その返信自体を、「60点で出す」最初の練習にしてみてください。
このニュースレターでは、
AI活用、学び直し、お金、働き方、発信を通して、
「もう遅い」ではなく「まだこれから」
と思えるヒントを毎週届けています。
人生後半をもっと自由に、もっと楽しくしたい方は、ぜひ登録してください。
すでに登録済の方はシェアしてくれると嬉しいです。




点検は2回まで、3回目からは不安をなだめてるだけ、ってところでうっと固まりました。自分も公開前に何度も見返すクセがあって、あれ品質じゃなくて怖さだったのかもって。採点者を読者に渡す感覚、まだ掴めてない気がします